新しい「ものづくり」 リハビリマット

特殊印刷から生まれた
介護トレーニング用品。

京都大学×京都精華大学の共同プロジェクトにおいて「カーペット」に印刷できる方法はないものか。 そこから生まれたのが高齢者の転倒を予防する介護トレーニング用品「リハビリマット」です。京都大学×京都精華大学の研究・検証・デザインを弊社の特殊印刷技術を応用し、ひとつの「カタチ」にしました。
» リハビリマット商品ホームページ

転倒防止のお手伝い リハビリマット

転倒の原因

転倒予防の
新たなコンセプトについて

 高齢者において寝たきり、介護が必要になる大きな原因として運動能力低下による転倒骨折があり、この転倒を減らすことは重要な社会問題です。  京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻ではこれまで高齢者の転倒要因を調査してきました。
この調査研究の結果、転倒を起こしやすい高齢者には「dual task・二重課題」遂行能力が低下している事が明らかになりました。(このdual task遂行能力というのは二つの課題を同時に遂行する能力を指します。)
本商品は、dual taskトレーニングを主な目的としています。
※dual-taskとは、例:「水の入ったコップを持って歩く」というように複数の事を同時に行う事。

商品について

 幅1m×長さ3m~12m(3タイプ)のマットに3色のターゲットをランダムに配置して、指定された1色のターゲットのみを踏み、他の2色は踏まずに歩くように指示します。
 このようなエクササイズを一定期間継続することにより視線位置に変化が生じ、エクササイズ前は平均で1.2mほど前方という身体に近い箇所に視線が集中して歩行しておりましたが、エクササイズ後は2.5m先に改善されました。
 先を見て歩行する事により、転倒骨折が減るという研究結果(※1)も出ています。 病院のリハビリテーション科や高齢者施設等にてご活用できる商品です。
 ご自宅でも、設置環境スペースがあれば使用可能です。 是非、転倒骨折予防にお役立て下さい。
●トレーニング効果には個人差があります。 ●(※1) 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻の研究に基づく。

こちらの商品は「デジタルインクジェット捺染機」、「シルク印刷機」を活用して制作しております。
当社の印刷技術は様々な用途に合わせた活用方法がありますので、「こんなものがつくりたい」にお答え出来るものづくりを目指しております。
当社までお気軽にご相談ください。

シルク印刷機 デジタルインクジェット捺染機